アラ技挑戦日記

私が今までに達成したアラ技やこれから挑戦したいアラ技について書いています。

随時アラ技達成報告(フルマラソン②)

皆さま、こんにちはー。
ここにきてコロナウイルスの感染者数が増えてきましたね。。長い自粛期間を耐え忍んで、ようやく日常が戻ってきたと思っていた矢先にこの感染者増ですから、がっくりしてしまいますよね・・・。
このような辛い時は、アラ技のことを考えて気分を高揚させるしかないですが、最近アラ技の進捗は停滞しているし、そんな都合のいい話題なんてある訳・・・あった!!!

と言うことで、念願のフルマラソンサブフォー達成を目指して、名もなき社畜が失敗を繰り返しながらも何度もハーフマラソンに挑戦する感動(?)のドキュメンタリーの2回目行きますよ。読者の皆さま、涙腺の崩壊には要注意です!
前回の記事はこちら。

bagarawaza1985.hatenablog.com


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私が自分に課した3つ目の課題は、「足の痛みと上手く付き合っていく」ことです。
過去2回の大会で目標を達成出来なかった要因の一つとして、レース中盤から足の激痛に見舞われて急速にペースダウンしたことが挙げられます。そこで、長い距離を走っても足が痛くならないようにひたすら走り込めば良いと考えていました。ただ、本番を想定して距離を伸ばし始めると、どうしても足が痛くなる前兆を感じ始めてしまうのです。練習不足が原因だと考えていたのですが、ジョギングが日課となるくらい走り込みを続けても、足の違和感から逃れることが出来ません。

そこで、私は考え方を変えることにしました。
正直なところ、これまでのレースでは、私は足が痛くなるとそのレースを諦めていました。ただひたすら足が痛くならないことだけを祈りながら走っていたこともあり、いざ痛みを感じ始めると気持ちが切れてしまって、目標タイムを目指して走ることを放棄していました。「足が痛くなる=終わり」と考えていたのです。
しかし、どうやっても、足痛から逃れることは出来ない。どうせ痛くなるのなら、痛くなることを前提にレースを組み立てようと考えることにしたのです。
足が痛み始めたとしても、痛みに耐えて粘れるようになれば、大幅なスピードダウンを防ぐことが出来ます。同時に、残り2つの課題である「①大会までにしっかり走りこむ」「②ペース配分を意識する」を意識して練習すれば、足痛の発生を遅らせることも可能ではないか。
考えを一新した私は、目前に迫った3回目の大会挑戦に向けて一層練習に打ち込んでいきました。

しかし、本番を約6週間前に控えたある日、私を悲劇が襲いました。
いきなり声が出なくなり、夜も眠れないほどの咳に悩まされるようになったのです。体調不良の中、職場の駅伝大会に強行出場したこともあり、症状はさらに悪化。何と本番直前という最悪なタイミングで私は気管支炎を患ってしまったのです。
さらに不運は続きます。昼夜問わず酷い咳を繰り返していたためか、次第に肋骨が痛むようになったのです。少しでも患部を動かそうとすると激痛が走ります。たまらず、整形外科を受診したところ、肋骨にヒビが入っているとのこと。いや、咳で肋骨が折れるなんて、おじいさんじゃないんだから。。ともかく約数週間、痛みと咳に耐えながらコルセットを装着して過ごす羽目になってしまいました。もちろん、とても走り込みなど出来るような状態ではありません。

当時のジョギングの記録を振り返ってみると以下のようになっています。
ハーフマラソン本番は2月初旬

(略)
12月13日   4.81キロ 23分21秒(キロ4分51秒)
12月18日   4.80キロ 22分58秒(キロ4分47秒)←A
※このあたりで体調悪化
12月22日   4.80キロ 23分12秒(キロ4分50秒)※社内駅伝大会←B

C

1月13日    4.74キロ 26分29秒(キロ5分35秒)←D
1月19日   11.06キロ 1時間05分07秒(キロ5分53秒)←E
(略)

駅伝大会直前まで、駅伝で任された区間の距離(4.8キロ)に合わせて、短距離を高速で走るメニューに一時的に切り替えていました。(A)
駅伝大会当日。朝から明らかに調子が悪かったのですが、「5キロくらいなら何とかもってくれるはず」と駅伝参加を決行。発作のような咳や、普段より数段酷い息切れと闘いながら、まさに満身創痍の状態で乗り切りました。(B)
当然のように、大会以降体調が一気に悪化し、前述の気管支炎&肋骨骨折に苦しめられる日々が続きました。練習再開まで実に3週間も走れない日々を過ごすことになったのです。(C)
さらに、ハーフマラソン本番僅か3週間前になってようやく練習を再開したものの、ブランクの影響か、練習中断前と比べて大幅にタイムが悪化しています。(D)その後、距離を伸ばしていったのですが、本番半月前の時点でも11キロをキロ6分近く要して何とか走っているような状態です。(E)ハーフマラソンを目標の2時間以内で完走するためにはキロ5分40秒以内が条件なので、非常に厳しい状況であることがお分かりいただけると思います。

満を持して挑むはずだった3回目の挑戦でしたが、本番直前になって次々と襲ってくる困難を前に何度も挫けそうになりました。今回は大会参加を見送り、体調をしっかり整えて仕切り直した方が良いんじゃないかとも考えました。
ただ、挫けそうになるたびに、2度の挑戦失敗時の悔しさを思い出して自分を奮い立たせ、何とか気持ちを切らさずに練習に励みました。

体調不良から復活した後のジョギングの記録は以下の通りです。

1月13日    4.74キロ 26分29秒(キロ5分35秒)
1月19日   11.06キロ 1時間05分07秒(キロ5分53秒)
1月22日   17.18キロ 1時間40分59秒(キロ5分52秒)
1月30日   11.48キロ 1時間04分04秒(キロ5分35秒)←F
本番まで時間がなかったので、距離・スピードの両方を並行して鍛えることにしました。直前まで調子が上がらず、不安でいっぱいでしたが、本番僅か1週間前の最後の練習でようやく、本番の半分の距離を目標タイムで走れるようになったのです。(F)

そして、2020年2月初旬、他のどのランナーよりも並々ならぬ決意を胸に、私は3度目のハーフマラソンのスタートラインに立ったのでした。

☆☆
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・・・はい、思ったよりもまだまだ長くなりそうなので、続きは次回以降の記事とさせていただきます。何度も引っ張って申し訳ないのですが、さすがに次回で最終回になる・・・と思います。

さて、私の数少ない趣味であるランニングのモチベーションを保つためにも次に参加するマラソン大会を物色しているのですが、さすがにこのコロナ禍では軒並み中止になってますね。
残念ながら、感染症とマラソンは相性が悪いと言わざるを得ません。マラソンの特性上、密を避ける、マスクで感染を防止するといった感染症対策をとることは不可能です。コロナウイルスがある程度収束するまで、マラソン大会を開催することは出来ないと思います。
結果論ではありますが、多少無理してでも2月の大会に参加したのは正解でしたね。もし、参加を取りやめていたら、今後しばらくマラソンに挑戦出来る機会が訪れることはないでしょうし、参加しなかったことを死ぬほど後悔していたでしょう。

・・・うーん、大きすぎるコロナの影響を考えれば考えるほど、やっぱり精神的に辛くなってきますね。。
そこで、読者の皆さまにお願いです!私が精神衛生を保つことが出来るように、私を元気づけるような言葉をかけていただけないでしょうか。

読者A「バグ山さんの優しさや知性が文面から現れている素敵なブログですね。応援してます。」
読者B「バグ山さん大好きです。私で良ければ抱いてください!!」

私「みんなありがとう。スペースの問題で全てを掲載することは出来ないけど、みんなの想いはしっかり届いているからね。」

あれ?読者からの言葉で気分が高揚するはずだったのに、逆に地獄のような気分になってしまいました。。もし私が奇跡的にこの地獄から這い上がることが出来たら、続編を書きたいと思います・・・。
・・・今回は難しいかもしれない。。