アラ技挑戦日記

私が今までに達成したアラ技やこれから挑戦したいアラ技について書いています。

随時アラ技達成報告(フルマラソン①)

皆さん、こんにちはー。

新型コロナウイルスの影響が長引いていますね・・・。色々なイベントが自粛に追い込まれ、世の中が暗い雰囲気に覆われています。このような時は、アラ技のことを考えて気分を高揚させるしかないですね!

実はこんな時にぴったりの話題があるんですよ。
最近アラ技の進捗状況に動きがあったのです。しかも、いつも報告しているような、駅メモがどうとかのどうでもいいやつじゃないですよ。(言っちゃった・・・。)生涯かけて取り組んでいるアラ技の進捗があったんですよ!

なにを隠そう、進捗があったアラ技は「フルマラソン」です。
以前の記事でお話しした通り、私はこう見えて(?)12年前に1度だけフルマラソンを完走したことがあるのですが、新たなアラ技として、以下のような項目を設定しています。

「死ぬまでにしたい101のアラ技」に掲載されていないアラ技(自作アラ技)
・フルマラソンを4時間以内で完走する

12年前に完走した時は、僅かに4時間をオーバーしてしまったので、4時間以内の完走は私にとって悲願なのです。ただ、12年前の若く引き締まった体の私ならともかく、今のだらけ切った体では4時間どころか完走さえ非常にハードルが高い目標なのです。
それでも、念願のアラ技達成を目指して、休日等に近くの川沿いを走っているんですよね。そして、走るだけでは味気ないので、日々のジョギングの成果を確認するために定期的にマラソン大会に出場しています。当初は10キロの大会に出場していたのですが、スタミナがついて走れる距離も伸びてきたので、次のステップとしてハーフマラソンに挑戦することにしたのでした。
と言うことで、ここからは念願のフルマラソンサブフォー達成を目指して、名もなき社畜が失敗を繰り返しながらも何度もハーフマラソンに挑戦する感動(?)のドキュメンタリーをお送りいたします。読者の皆さま、ハンケチのご用意をお願いいたします。

◆◆◆

初めてハーフマラソンに挑戦した時の結果は、それはそれは酷いものでした。
友人と友人の知り合いと一緒に参加したのですが、早い段階で足に激痛を感じるようになったこともあり、中盤からペースが急激にスローダウン。。一緒に参加したメンバーの中で断トツの最下位でゴールするという屈辱を味わったのです。しかも、友人が私のことを「フルマラソンを完走したこともある実力者」のような感じで知り合いに紹介していたものだから、恥ずかしいのなんのって・・・。女の子もいたので良いところ見せてやろうと思ったのですが、ただ恥をさらすだけとなってしまいました。。もちろん、一緒に参加した女性陣とはその後何の音沙汰もありません・・・。

この失敗を経て、次回のハーフマラソン参加にあたり、以下の2点の課題を自らに課しました。

①大会までにしっかり走りこむ
初めてハーフマラソンの大会に出場することになった時、私は自分の実力を過信していました。「自分は過去にフルマラソンを完走したことがある。しかも野宿して。(詳しくはこちら。)ハーフなど練習なしでも余裕で完走できるわ。」と。そのようなふざけた思いを持っていたので、当日までほとんど練習せずに大会に臨んでいました。フルマラソンを完走した時は週に2回は15キロ以上走りこんでいたのですが、ハーフマラソンの直前1か月で走った距離が僅か8キロだというところに、当時の私の過信ぶりが表れています。フルを完走した時だって、頭がおかしくなるくらい走り込んで何とか完走できたということを忘れていたのです。それなのに、10歳近くも歳をとって、まともに練習しない状態でハーフだろうがまともに走れる訳ないじゃないか。結果、当然のように、当日は序盤から足の激痛に見舞われ、万全の状態で走ることが出来ませんでした。
やはり、まともな記録を出すためには、ある程度しっかり走り込まなければならない。ある意味、当然のことを再確認した私は、次の大会参加に向けて、ひたすらジョギングを行って自らの限界に挑戦し・・・といきたいところだったのですが、当時(2016年)は、激務に見舞われていてそれどころではなく、結局再挑戦したのは3年後となってしまったのでした。

②ペース配分を意識する→必要なペースで走れるよう練習する
話を戻して、私が肝に銘じたこと2点目は、ペース配分を意識することです。
お恥ずかしいことに、初めてハーフマラソンに参加した時は、ペース配分等全く考慮せずにただ走るだけという無謀な戦略(?)で臨んでいました。そりゃ序盤でスタミナ切れになり、酷いタイムになってしまうのも無理はありません。
この反省を活かして、2回目のハーフマラソン挑戦時は、目標タイムの設定と目標を達成するためのペース配分をしっかり意識して走ることにしました。当然、本番そのペース配分で走るためには、練習の段階からそのペースを意識して走る必要があります。
なお、目標タイムは「ハーフマラソン2時間以内で完走」、目標ペースは2時間をハーフの距離21キロ強で割った「キロ5分40秒」と設定しました。つまり、1キロ5分40秒で走り続けることが出来れば、ハーフマラソン2時間以内という目標を達成することが出来るという訳です。そして、ハーフ2時間が達成出来れば、最終目標であるフル4時間を狙うことが出来るはず・・・!


2回目のハーフマラソン挑戦が決まると、私は2つの課題を胸により一層厳しく練習に打ち込みました。
必ず目標タイムを設定して日々の練習に臨み、スマートフォンのジョギング用アプリでスピードを計測し、1キロごとのタイムを確認しました。おそらく、私と同レベルの市民ランナーで私ほど日々のジョギングに力を入れている人間はいなかったと思います。目標タイムを達成出来た時はガッツポーズをせんばかりに喜び、出来なかった時は涙を流すのではないかと思うほど悔しがる・・・そこまで喜怒哀楽を表しているランナーは少なくとも周りには1人もいませんでした。当然、休日しか練習できませんでしたから、貴重な練習の機会を無駄にするまいと、多少疲れていても雨が降っていても必ずジョギングを行いました。足が痛くて目標距離を走り切れなかった時は、悔しさのあまり叫んだこともありました。
その結果、当初は厳しいと思っていた目標タイムでしたが、本番直前には何と15キロ前後を目標のキロ5分40秒で走ることが出来るようになったのです。・・・よし!これならいけるぞ!

そして、満を持して2回目のハーフマラソンの大会に臨んだのですが・・・またしても2時間以内という目標を達成出来なかったのです。何故だ・・・。練習では目標タイムで走ることが出来ていたのに・・・。
その理由は本番のタイムの推移を確認してみるとすぐに分かりました。以下が、1回目と2回目のタイムの詳細です。

赤字・・・キロ5分30秒以内
青字・・・キロ6分以上
太字・・・ベストラップ

■1回目 2016年10月・・・2時間34分
・1キロ当たりの所要時間
7分25秒-6分28秒-7分03秒-7分20秒-6分40秒-6分37秒-6分14秒-5分48秒-6分47秒-6分27秒
5分59秒-6分25秒-6分56秒-8分50秒-9分38秒-8分59秒-7分43秒-7分59秒-8分46秒-9分05秒
・直前1か月の合計練習距離・・・8キロ

■2回目 2019年12月・・・2時間17分
・1キロ当たりの所要時間
6分23秒-5分48秒-5分37秒-5分31秒-5分32秒-5分26秒-5分22秒-5分30秒-5分21秒-5分36秒
6分20秒-5分51秒-6分02秒-6分29秒-7分19秒-6分51秒-7分21秒-8分12秒-8分04秒-7分45秒
7分21秒

・直前1か月の合計練習距離・・・51キロ


まず、1回目は問題外ですね。1区間たりとも目標のキロ5分40秒を切ることが出来ていないですから。大したスピードでもないのに、練習不足により1時間を過ぎたところで足に激痛が走るようになり、さらにスピードダウンしてしまいジエンドという結果でした。
一方、2回目は前半は健闘していたと思います。キロ5分40秒を何度も切っており、2時間以内にゴール出来るペースで推移していたことが分かります。ただし、2回目も1時間過ぎ(10キロ過ぎあたり)から足に激痛を感じるようになります。その結果、後半はキロ6分以上かかるようになってしまい、一気に目標タイムに届かなくなってしまったのです。
実は、元々「途中で足が痛くなるかも・・・。」という不安はありました。練習では15キロ前後しか走っていなかったのですが、足がおかしくなる前兆みたいなものを感じていたからです。ただ、逆をいうと15キロ過ぎまでは痛みなく走れるのではないかとも考えていました。仮に15キロ過ぎに痛みが出たとしても、あと5キロくらいなら根性で何とかなるという計算だったのです。しかし、本番では予想よりもはるかに早く10キロを超えた時点で足が痛み始めました。あと半分以上残っている状態で既に足が痛む・・・この残酷すぎる現実に私は心が折れてしまいました。その後、数キロはだましだまし走っていたのですが、その後一気にスピードダウンしてしまうのです。
2時間以内のゴールが絶望的になった時、私はすぐに痛くなる自分の足を呪いました。10年前にフルマラソンサブフォーをギリギリ逃してしまったのも、途中で両足が攣ってしまい一気にペースダウンしたからだということを思い出したりもしました。「何でいつも大事な時に俺の足は痛くなってしまうんだ・・・。練習ではこんなに早く痛くならなかったのに・・・。」

ただ、スマートフォンで当日のタイムの推移を確認してみると、理由は明らかでした。前半が明らかにオーバーペースだったのです。「キロ5分40秒のペースで走らないと目標達成出来ない、後半はきっとばててしまうから前半で出来るだけ貯金を稼いでおかなければ。余裕がある今のうちに少しペースを上げておこう・・・。」無意識のうちにこのような気持ちが働いたのでしょう、練習でもほとんど記録したことがないキロ5分20秒台前半という私にとって異常なペースを刻んでいたのです。その結果、普段以上に足に負担がかかり、僅か1時間で痛みを感じるようになってしまったのです。

2回目の挑戦も失敗に終わり、二度と失敗が許されない私は3つ目の課題を自らに課すことにしました。


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・・・はい、少し長くなりそうなので、続きは次回以降の記事で書いていきたいと思います。
私が自らに課した3つ目の課題とは一体何なのか、そして、3度目の正直で私は目標であるハーフマラソン2時間切りを達成することが出来たのか。読者の皆さまも続きがすごく気になりますよね?!ね?読者の皆さまのためにも出来るだけ早く続きを公開したいところなのですが、、ただ、こういった長文を書くのはなかなかエネルギーを使うものなのです。
そこで、読者の皆さまにお願いです!私が気持ちよく続編の執筆活動に取りかかれるように、私を元気づけるような言葉をかけていただけないでしょうか。例えば、皆さまが日ごろ考えている私やこのブログの良いところなんか教えていただけるとありがたいのですが・・・

・・・あれ、何も聞こえないよ。ちゃんと私のご機嫌をとらないと続編を読むことが出来なくなってしまいますよ。それでもいいんですか。

・・・あ、そうか。このブログには読者なんていないんだった。。俺は一体誰に呼びかけているんだ・・・。

気分を高揚させるつもりで書いたのに、逆に絶望的な気分になってしまいましたね。。もし私が奇跡的にこの絶望から立ち直ることが出来たら、続編を書きたいと思います・・・。